2023年6月に、パナソニックの炊飯器は国内生産を終了し、中国で製造することが決まりました。
こうなってしまうと、日本メーカーのアイリスオーヤマ、シャープ、東芝と同じで
国内の働く場所が減るだけでなく、技術流出にもつながるので日本にとってマイナスです。
パナソニックもコスト削減のため、苦渋の決断でしょう。
残念です。新商品の自動計量IH炊飯器、期待しているのに。
結論:国内のみで製造しているのは日立、三菱!!
現在、炊飯器を国内で製造している会社は、
- 象印
- タイガー魔法瓶
- 日立
- 三菱
の4社です。
そして国内のみで製造しているのは
最近は、アイリスオーヤマのように国内開発、外国製造がコストを抑えられて良いみたいですが、
日立、三菱は国内開発、国内製造で頑張ってます。
国内で働く場所確保、技術流出防止のため
これからも頑張って欲しいですね
ちなみにアイリスオーヤマは家電の国内工場を2025年に建設予定ですので、みなさんも応援しましょう。
日立、三菱は日本を代表する電機メーカーで、規模が大きいです。
象印やタイガー魔法瓶はこの大企業と戦うべく、人件費のコストを抑えるため
海外工場に頼らざるを得ないことは、仕方のないことだと思います。
純国産の炊飯器を買いたいのであれば、
各メーカーの製造拠点を深掘りしていきましょう。
象印炊飯器の製造拠点
象印は言わずと知れた魔法瓶のメーカーで、主力家電は
大阪が本社で国内には工場が2つあり、大阪に福町工場、滋賀に滋賀工場があります。
大阪の福町工場で開発し、滋賀工場で製造しているようです。
ホームページをみていて気になったのが、滋賀工場(製造部門)は外国人が多いみたい。
【国産とは何か、日本製とは何か】
を考えさせられますね
個人的に日本内であれば日本の法律が適用されるので、好き勝手に情報を抜かれるおそれもないし、
事実をなかったことにされる心配もないので、国内に生産拠点があることは大きいんじゃないかなと思います。
外国のアサリを日本の海にばら撒いて国産はズルいけど、
日本人が管理して外国工場で製造している家電を国産じゃない!とは言い切れない。
象印の海外工場については、調べたところ中国の深圳(シンセン)、タイに工場が合計2つあります。
海外向け(タイ、香港、アメリカ)の炊飯ジャー、電気ポットなどの家電は
中国の深圳工場でまとめて製造しているようです。
タイにも工場はあるようですが、ステンレスマホービンの工場のようです。
象印は国内生産のみではありません。
パナソニックの炊飯器を買うのを止めて、象印にする
といった意見がTwitter上で散見されたので、
洗濯機とか食洗機を頑張っているから、
パナソニックも応援してあげてよ〜🥹
象印もいいけど、完全に国産とは言えないよ〜🥹
とモヤモヤしていました。
なので、象印の炊飯器を買っても海外工場のモノなのかもしれません。
象印ブランドであることは確かです。
タイガー魔法瓶の生産拠点
タイガー魔法瓶は大阪に本社と工場、海外は上海工場、ベトナム工場の合計3つです。
タイガー魔法瓶も海外工場がありますね
タイガーの炊飯器を買っても日本産のものなのか、外国産のモノなのかわかりませんね。
タイガー魔法瓶ブランドが作っていることは確かです!
日立(家電)の生産拠点
日立製作所は家電だけにとどまらず、ITから鉄道、通信事業など幅広い事業を行っています。
一般の家電部門は、子会社の日立グローバルライフソリューションズが製造・販売しています。
家電の製造拠点は、栃木県、茨城県に合計2つあり、家電はエアコン以外、全てここで開発・製造しています。
エアコンは、アメリカのジョンソンコントロールズ社との合弁会社になり、静岡と茨城の工場で製造しています。
日立は国産家電と言い切って良いでしょう!!
三菱の生産拠点
三菱電機は日立製作所に次ぐ電機メーカー売上高2位で、白物家電から人工衛星まで
幅広く電気製品を販売しています。
冷蔵庫、エアコンは静岡製作所。
その他炊飯器、レンジ、掃除機等の生活家電は、埼玉県にある三菱電機ホーム機器が製造しています。
三菱は愛国心が強い企業です。
まとめ:国産を愛するなら炊飯器は日立、三菱
パナソニックの炊飯器は2023年6月をもって国内生産が終了しました。
三菱、日立は現在も国内生産で戦っていますので、
国産家電を応援したいなら三菱、日立の炊飯器を買いましょう。
日本メーカーの炊飯器、どれも素晴らしいです。
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